建設キャリアアップシステム

(Construction Career Up System、
略称CCUS)

建設業界の人材確保を主な目的として国交省が推進している建設キャリアップシステム。
令和3年度から国交省直轄工事での運用が開始されたり、外国人技能実習生の登録義務化が施工されたりと、
建設業者さまにとって避けて通れないものとなりつつあります。
CCUS登録行政書士であるエース行政書士法人が、迅速に登録手続きを代行させていただきます。
全国対応可能!

建設キャリアアップシステムって何?

建設キャリアアップシステムとは

技能者の資格情報や社会保険加入情報、就業履歴を業界統一のルールで蓄積し、適切な能力評価を実現。技能者の処遇改善と建設産業全体の価格交渉力向上をはかる、官民一体で構築するシステム。
技能者一人ひとりに対して技能者登録を行い、一人ひとりにICカードが発行されます。このICカードの中に、下記の情報を蓄積していきます。

どのような資格を持っているか
いつ、どの現場で、どの職種で、どの立場で働いたか
どのような講習を受けたか
社会保険に適切に加入しているか

建設キャリアアップシステムの概要

技能者情報等の登録

事業者情報
・商号・所在地
・建設業許可情報 等

現場情報
・現場名・工事の内容
・施工体制 等

技能者情報
・本人情報・保有資格
・社会保険加入状況 等

カードの交付・現場での読取

現場入場の際に
読み取り

技能者に
カードを交付

就業履歴を蓄積

※システム運営主体(一財)建設業振興基金

技能の客観的なレベル分け

※専門工事業団体等が職種毎の能力評価基準を策定

よくあるお問い合わせ

建設キャリアアップカードを持っていないと現場に入れない、と言われた

外国人技能実習生を迎えるのに、急ぎで建設キャリアップシステムに登録が必要

所属会社を退職したので、登録内容を変更したい

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オンラインやLINEを利用したやりとりで迅速スムーズ、お気軽にお問い合わせください!

建設キャリアアップシステム手続き概要

会社の「事業者登録」と社員の「技能者登録」をセットで行い、技能者と所属先事業者の紐づけをおこなうことが必要です。

事業者登録

・建設業許可業者
・許可を持っていない法人
・個人事業主
(確定申告している一人親方等)

関連
付け

技能者登録

・登録している事業者に所属していないと登録できない(初回登録時)
・保有資格、社会保険加入状況等を登録
・カード発行後現場にカードリーダーをかざしていくことで、実務経験蓄積
・出勤記録蓄積(建退共)

※事業者登録が済んでいて、新しく技能者が入社等した場合は、技能者登録のみ行います。

※技能者が退職や転職をした場合は、事業者との紐づけ解除や、所属先の変更を行います。

事業者登録から技能者登録までの流れ

手順 1

ヒアリングシート・必要書類のご案内

手順 2

代行申請書等の記入・押印、必要書類のご提出

当事務所にて申請

手順 3

事業者登録申請画面への入力・申請

手順 4

審査完了後、当事務所にて決済申請

手順 5

登録料支払い(① or ②のいずれかの方法)
①当事務所で預かり払い
②貴社へ払込票手配 → 貴社にてお支払い

手順 6

管理者ID利用料の請求書到着
→ 貴社にてお支払い

手順 7

貴社へ事業者ID・管理者ID・初期パスワードがメールおよびハガキにて到着

当事務所にて申請

手順 8

技能者登録申請画面への入力

手順 9

登録料預かり払いの上申請

手順 10

技能者ID発行メール受信

手順 11

貴社へ技能者カード到着
※事業者申請が既にお済みの場合は手順3〜7は省略になります。

事業者登録料・利用料について

事業者登録料(5年ごと)

資本金

新規・更新

500万円未満

6,000円

500万円以上
1,000万円未満

12,000円

1,000万円以上
2,000万円未満

24,000円

2,000万円以上
5,000万円未満

48,000円

5,000万円以上
1億円未満

60,000円

1億円以上
3億円未満

120,000円

3億円以上
10億円未満

240,000円

10億円以上
50億円未満

480,000円

50億円以上
100億円未満

600,000円

100億円以上
500億円未満

1,200,000円

500億円以上

2,400,000円

一人親方の方は事業者登録料は無料です

※個人事業主の方の登録料は6,000円です

管理者ID利用料(毎年)

ID数

料 金

1あたり

11,400円(950/月)

一人親方

2,400円(200/月)

※交付した月ごとでまとめて登録責任者に請求されます

現場利用料

就業履歴回数

料 金

1回

10円

※交付した月ごとでまとめて元請の登録責任者に請求されます
登録責任者は現場ごとの利用状況等を閲覧できます

事業者登録料

管理者ID利用料

現場利用料

請求時期

月末締め、管理者ID利用料とまとめて翌月初旬に請求書を発送
ただし、一定額(1,500円)に満たない場合、最大6ヶ月間請求の繰り越し

事業者登録により自動作成月末時め、翌月初旬に請求書を発送
IDの追加手続をおこなうと、請求書を作成・送付

申請後、運営主体より請求

支払期限

履歴情報登録月の翌々月10日

当初登録月の翌々月10日

※入金確認後、IDの通知

支払方法

コンビニ・銀行・クレジット払いのいずれか(当事務所にて預かり払い可)

銀行振込

銀行振込

事業者登録料

請求時期

申請後、運営主体より請求

支払期限

※入金確認後、IDの通知

支払方法

コンビニ・銀行・クレジット払いのいずれか(当事務所にて預かり払い可)

管理者ID利用料

請求時期

事業者登録により自動作成月末時め、翌月初旬に請求書を発送
IDの追加手続をおこなうと、請求書を作成・送付

支払期限

当初登録月の翌々月10日

支払方法

銀行振込

現場利用料

請求時期

月末締め、管理者ID利用料とまとめて翌月初旬に請求書を発送
ただし、一定額(1,500円)に満たない場合、最大6ヶ月間請求の繰り越し

支払期限

履歴情報登録月の翌々月10日

支払方法

銀行振込

技能者登録料について

A. 簡略型(2,500円/人)
B. 詳細型(4,900円/人)

資格保有者で、技能者の能力レベル判定を受けられる場合は、Bをお勧めします
※登録完了後に簡略型から詳細型へ移行することも可能です(+2,400円)

手続き報酬

事業者登録

●個人事業主/2万円(税別)
●法人(資本金5,000万円未満)/3万円(税別)
●法人(資本金5,000万円以上)/5万円(税別)
●技能者登録(簡易型)/1名/10,000円(税別)
●技能者登録(詳細型)/1名/12,000円(税別)

※登録が10名以上になる場合などは、資料の提供方法により金額応相談

建設キャリアアップシステムの利用手順

重 要

利用するために必要なもの

❶事業者ID、技能者ID(カード)
❷現場運用マニュアル

❸建レコ
❹カードリーダー

❺パソコンまたはiPad、iPhone

建設キャリアアップシステムのメリット

技能者の処遇改善

経験や技能に応じた処遇の実現

システムに蓄積される就業履歴や保有資格を活用し、技能者をレベル分けする能力評価基準を検討
(レベルに応じてキャリアアップカードを色分け)

技能者の能力評価と連動した専門工事企業の施工能力等の見える化も進め、良い職人を育て、雇用する専門工事企業が選ばれる環境を整備

能力・経験の蓄積

●経験(就業日数)
●知識・技能(保有資格)
●マネジメント能力(登録基幹技能者講習・職長経験)

処遇改善の環境整備

経験や資格に応じてレベル1からレベル4のカードを発行

カードの色で、取引先や顧客等に技能レベルをPR

現場管理の効率化

社会保険加入状況等の確認の効率化

現場に入場する技能者ひとりひとりについて、社会保険の加入状況等の確認が効率化

書類作成の簡素化・合理化

施工体制台帳や作業員名簿の作成の手間やミスを削減

作業員名簿(イメージ)

赤枠部分にシステムに蓄積された情報が反映される

建退共関係事務の効率化

技能者に証紙を交付する際の事務作業が軽減(現在は手作業で必要書面を作成している)

※建退共において、システムに蓄積された就業履歴を用いて、証紙請求書類(共通)を作成するソフトを開発し、提供予定

※また、建退共において、証紙に替えて電子的に就労実績を把握する方法の導入について検討が進められている

CCUSの情報セキュリティ強化と人材引き抜き防止策

対策 1

令和元年度補正予算(7億円の内数)を活用して、令和4〜5年度のCCUSとマイナンバーカード・マイナポータルの連携が行えるレベルまでセキュリティを強化し、更なる情報漏洩・不正アクセスを講じる
→データベースへのアクセス権管理の強化、セキュリティ対策の強化(改ざん検知ツール、ログ分析ツールの強化 等)を実施

対策 2

人材引き抜き防止策として、事業者の判断で、技能者登録に必要な電話番号、メールアドレスは会社のものでもよいこととする運用に変更する

情報閲覧の基本条件

●初期登録時は全て情報が非表示。開示には、技能者本人と所属事業者双方の同意が必要。開示する情報を選択可。

●元請は自社の稼働中の現場に入場している技能者情報の一部のみ閲覧可能。

●登録されている情報を閲覧するためにはIDとパスワードが必要

IDとパスワードでログイン

CCUSに登録・蓄積される
技能者情報

(登録情報)

●本人情報・顔写真

●所属事業社情報

●社会保険・建退共・労災加入状況

●職種、経験

●保有する資格

●研修等の受講履歴

●表彰等の履歴

(カードリーダーでの蓄積情報)
●技能者の就業履歴情報
・現場名 等
・所属事業者名

(参考)CCUSによる技能者情報の閲覧範囲について

CCUSでは、元請や上位下請が閲覧できる技能者情報には、以下のとおり制限を設けており、過度な情報の見える化につながらないよう配慮している

引き続き、懸念のある情報閲覧については、逐次、適用の改善やシステムの改修を行なっていく

point 1

技能者情報の基本画面を見られるのは、本人と雇用主のみ

point 2

初期登録時は全ての情報が非開示。開示には、本人と雇用主双方の同意が必要基本画面を見られるのは、本人と雇用主のみ

point 3

現場施工中に、元請や上位下請が閲覧できる情報も、既に「作業員名簿」に掲載されている情報と、過去自社の現場での就業履歴に限定

point 4

所属事業者の判断により、連絡先(電話・メール)を会社とすることも可能とする措置を講じる

エース行政書士法人は建設キャリアアップシステム全国対応

エース行政書士法人では、建設キャリアアップシステムの登録代行を承っています。全国どこでもオンライン対応可能!

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